日が沈むと、涼しい風とともに水辺でふわりと舞い始める小さな光。
人吉球磨地域には、初夏の風物詩とも言える蛍を気軽に鑑賞できるスポットがたくさんあります。
前回の記事では、ホタルの不思議な生態や、ホタルが生息できる豊かな環境についてご紹介しました。
「ホタルについて知ったら、実際に観に行きたくなった!」
そんな声にお応えして、今回はあさぎり町をはじめとする人吉球磨地域で、美しいホタルの舞を楽しめるおすすめスポットを8つご紹介します。
あさぎり町のおすすめスポット
まずは、私たちの町「あさぎり町」でホタルに出会える水辺をご紹介します。
【1. 天子の水公園】
前回もご紹介した、湧き水が美しい公園です。静かで暗い環境が整っており、ホタルが好む条件が揃っています。
今の季節は花菖蒲も見頃となっておりますので、ぜひ足を運んでみてください。
【2. 百太郎溝沿い】
錦町のおすすめスポット
人吉球磨エリアは、少し車を走らせればたくさんの自然に触れられるのが魅力です。
あさぎり町の近隣にも、素晴らしい観賞スポットがありますよ。
【3. 幸野溝沿い】
農業用水路として地域の暮らしを支える歴史ある水路沿いも、ホタルたちの隠れた生息スポットです。水の流れる音を聞きながら、そっと光を探してみてください!
【4. 西いだ川】
くま川鉄道の「肥後西村(ひごにしむら)駅」から徒歩約10分のエリアにあります。
地図アプリで肥後西村駅周辺の「錦町大字西」エリアを拡大すると、細い水路がいくつか確認できます。
その周辺がホタルの名所となっているエリアです。
相良村のおすすめスポット
相良村は「日本一早くゲンジボタルが飛ぶ場所」として知られており、例年5月中旬〜6月下旬にかけて無数のホタルが見られます!
清流・川辺川(かわべがわ)の支流のきれいな水と豊かな自然が、美しいホタルの群生を支えています。
【5. 川辺地区(上園)】
現地へ向かう際は「上園観音堂(うえんそんかんのんどう)」をナビや地図アプリの目的地に設定するとスムーズです。
【6. 雨宮神社周辺】
雨宮神社は相良村の「川辺地区」にあり、ホタルの生息地である清流・川辺川のすぐそばに位置しています。
「トトロの森」の愛称で親しまれており、神社の裏手には「くぐると幸せを産む」と言われる巨石トンネルもあります。
山江村のおすすめスポット
球磨川の支流である万江川は、非常に水が綺麗な清流で、大がかりな観光地化がされていない分、静かで自然本来のホタルが楽しめます。
混雑しないため、人混みを避けてマイペースに鑑賞したい方や、静かに写真を撮りたい方にはぴったりの隠れた名所です。
【7. 淡路島神社周辺】
万江川沿いにある淡島神社の周辺は、地元でもよく知られたスポットです。川のせせらぎを聞きながら、暗闇に舞うホタルの光をのんびり眺めることができます。
【8. 山江温泉 ほたる」の裏手・近くの川沿い】
温泉施設のすぐ近くを流れる川沿いもポイントです。
お風呂上がりに少し歩いてホタルを観に行く…という贅沢なコースもありかも!?
ホタル観賞の注意点
ホタルはとても繊細な生き物です。強い光や大きな音がとっても苦手。
これから観賞に行かれる際は、ホタルたちを驚かせないように、少しだけ気をつけていただきたいことがあります。
・車のヘッドライトや懐中電灯、スマートフォンのフラッシュなど、強い光を直接ホタルに向けないようにしましょう。
・大きな声を出さず、静かにそっと見守りましょう。
・ホタルを捕まえたり、持ち帰ったりするのはぐっと我慢。自然のままの姿を目に焼き付けてくださいね。
・ごみは必ず持ち帰り、ホタルが暮らすきれいな水辺を守りましょう。
寿命が1〜2週間ほどしかない、とても短命なホタルたち。
その限られた時間の中で一生懸命に放つ光だからこそ、私たちの心をこれほどまでに惹きつけるのかもしれません。
時期や天候(風が弱く、どんよりと曇った蒸し暑い夜がおすすめ!)によっても見え方が変わるので、ぜひ条件の良い日を見計らって、ホタルの幻想的な光を見に行ってみてくださいね!
