日が沈んで暗くなった20時~21時。
ちょっぴり雨の時期が近づき、じめじめしつつあるこの季節。
カエルや虫の鳴き声とともに、暗闇の中で小さな可愛らしい光が目の前をふわり。“ぽわん、ぽわん”と柔らかい光が明滅しながら優雅に飛ぶ姿に、どこか心が落ち着きます。
初夏のはじまり、ホタルのシーズンがやってきました!
昔に比べると、だいぶ数が減ってしまいましたが、今でも様々なスポットでホタルを鑑賞することができます。
今回は、あさぎり町深田にある『天子の水公園』に行ってきました!
ホタルが生息する条件とは
暗闇の中に、ほんのり柔らかく光る明かりは、まるで幻想的な空間。
なぜか、人の心を優しく包んでくれるような、その光の正体は何と1センチ~2センチほどの昆虫、『ホタル』です。
ホタルが生息する場所は、条件が揃っていること!
それは、「きれいな水」「豊富なエサ」「隠れ家となる場所」「暗く静かな場所」の4つの条件が大事とされています。
簡単にいうと、『湧き水などのきれいな水の中に、カワニナ(エサ)がいて、草木などの隠れる場所があるところ。そして、街頭や建物の明かりが直接、水辺に届かない真っ暗で静かな空間』ということになります。
ぉお!まさに天子の水公園のことですね!!
少し見づらいですが、夕暮れ時にも!
ホタルの種類と歴史
ちょっとだけ、ホタルについて調べてみました!
日本には、おおよそ50種類ほどのホタルが生息しているそうですが、代表的な種類で「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」「ヒメボタル」がいます。これらは、日本の三大ホタルとして日本人に親しまれてきました。種類によって、大きさや光り方、光る時間、生息環境が違うそうですよ~!知らなかったです!
今回は、ゲンジボタルに出会うことができました!
ちなみに、源氏と平家と聞くと、つい平安時代を思い浮かべて、その時代くらいから生息しているのかと思ってしまいますが、実は、外国では約1億年前のコハクからホタルの化石が見つかっているそうで、恐竜が生きていた時代から存在していたそうです!驚きです!
蛍の語源の由来は、色んな説がありますが、お尻から光を出す姿が火を落とさずに垂らしている様子から、火(ホ)が垂れる(たれる)虫で『火垂る(ホタル)』となった説が有力と言われています。
みなさんがよく知っているジブリ映画『火垂るの墓』でも使われていますよね!
ホタルと自然の関係性
ホタルが光るのは、主に理由があります。
1. 求愛行動(コミュニケーション)
2. 威嚇・警戒
主に強い光を放つのはオスだそうです♪
求愛やメスからの拒絶点滅など、ホタルにしか分からない点滅パターンがあるそうですよ。
ホタルは、非常に短命です。成虫になってからの寿命はわずか1~2週間ほど。その間に交尾と産卵を行い、その短い生涯を終えます。
ホタルの多くの種は、生息地の減少や公害などにより絶滅の危機に直面しています。その背景には、人間による環境の変化が大きく関わっているそうです。
その為、ホタルを守っていくには、豊かな自然環境が重要です。
年々、その姿を見かけることが減ってきている今。ごみを捨てないなど、私たちが身近に出来ることがありそうですね。みなさんで、人吉球磨の自然を守っていきましょう!
