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あさぎり町を黄金色に染める、梅雨前だけの「黄金色に輝く麦畑」

あさぎり町を黄金色に染める、梅雨前だけの「黄金色に輝く麦畑」

寒い冬が終わって、暖かく…暑くなってきた日々。
目に入る田園風景が、冬に植えた作物から田植えへ変わる、少し前のお話。

田植え前の数週間しか見られない、春の合図。

大阪育ちの私が出会った、初めての麦畑

あさぎり町に来て、初めての冬。
冬は畑ってお休みなのかな?と思いきや、寒さの中すくすく育つ作物が。

そう、麦です。

どこの景色を見ても必ず目に入る麦畑。
麦って小麦?小麦って北海道のイメージ…と知識が無いワタシ。

調べてみると 【二条大麦】 !!

実は九州は北海道に次ぐ麦の産地だそうですよ◎

九州が産地!?「二条大麦」の秘密


二条大麦って、普段あまり聞き馴染みがないですよね。
粒が大きいことから「大粒大麦」とも呼ばれ、古くから私たちの身近にあるビールや焼酎を支えてきた、醸造用の大麦なのだそうです。

六条大麦と比べると、穂には実が均一に2列に並んで付くのが特徴です。
苦味や雑味が出にくい為、麦芽として優れた品質であり、味の安定性があるそう。

あさぎり町の豊かな水と大地が、美味しいお酒のルーツを育てていると思うと、なんだか感慨深いです。

一瞬の絶景「麦秋(ばくしゅう)」

そして迎えた初夏。青々としていた麦畑は、穂がたわわに実り、見渡す限りの黄金色に輝き始めます。

梅雨の前に見ることのできるこの美しい風景は、「麦秋(ばくしゅう)」と呼ばれるそうです。
秋ではないのに“秋”という漢字が使われるのも、実りの季節を表しているようで風情がありますよね。

11月頃に種蒔き、出穂してから黄金色になるのは数週間
梅雨前には刈ってしまう為、黄金色に輝く麦畑は少しの間の幻の風景なんです。

雨風で倒れてしまうことも。大変だー!

焼酎から麦茶まで。私たちの暮らしとつながる麦畑

コンバインで収穫後、焼酎用になるそう!
背景にある農家さんの愛情や苦労を知ると、いつもの一杯がより一層味わい深く感じられそうですね。

ぽろぽろと取れる実を煎って、麦茶にして飲んでみました。

地元の方に聞くと、昔は麦の茎を使ってストローを作ったりもしていたそう。
来年はそんな自然のストロー作りにもチャレンジしてみたいと思います。

馴染みある麦茶もこの実から!

あさぎり町の短い春が教えてくれた、黄金色の絶景と美味しい恵み。
皆さんもこの季節にあさぎり町を訪れる際は、ぜひ風に揺れる麦畑に目を向けてみてくださいね。