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ハート型のぶどうにほほえむ時間。移住先のぶどう畑で感じる「人のあたたかさ」

ハート型のぶどうにほほえむ時間。移住先のぶどう畑で感じる「人のあたたかさ」

人吉球磨には、魅力的な果物があふれています。錦町の梨や桃、山江村やあさぎり町といえば栗の名産地。

そして、湯前町の名物は葡萄。(正直知りませんでした(笑))
そんな湯前のぶどう農家さんでアルバイトをすることになり、働きながらも心がほっこりと癒される日々でした。

↓前回アルバイトするきっかけの記事はこちら

葡萄と過ごす、やさしい時間

繊細な葡萄の栽培は、とても難しいもの。
梅雨の季節は雨が降ったりやんだりをくり返し、湿気と暑さが苦手な葡萄を守るのは、まるで赤ん坊のお世話をしているようです。

ちいさな喜びでこころが笑顔に

粒がハート型

たまに、葡萄の粒がハート型やカボチャ型、双子になっていることがあります。
「これ、切らなくていいのかな?」と聞くと、
「どっちでもいいよ!」と、やさしく返してくれました。
私は、そのままにすることに。

誰かが見つけてふふっと笑ってくれたらいいな。
小さな喜びを、こうして農家さんがつくってくれていると思うと、なんだか温かい気持ちになります。

色づいてきた「巨峰」

品種「ベニバラード」シャキシャキとして林檎のような味だそう

色づく前の「ゴルビー」

とても粒が大きな「雄宝(ゆうほう)という種類。さらにもっと大きくなるそう

素敵な景色と人の温かさ

休憩のおしゃべりが毎日楽しみでした

毎日休みもなく、早朝から夜遅くまで働いているのに、久保田家のみなさんは本当に元気で、そしてとても温かい。
その優しさは、いったいどこからくるのだろう。もしかしたら、土に触れ、植物に寄り添って生きているからなのかもしれない。

農業の大変さの先にある、何か大切なものを教えてもらった気がします。

「いちばん美味しい瞬間」のこだわり

収穫は8月から始まります。
まだ薄暗い早朝、一房ずつ丁寧に確認しながら収穫するそうです。
お届けするのは、いつでも「いちばんおいしい状態」の葡萄のみ。久保田ぶどう園のこだわりです。
8月から直売所で販売がスタートします。
この特別な味わいを、ぜひ直接味わってみてください。

【農家さん紹介】

久保田ぶどう園(湯前町)

祖父の代から続く、家族で営むぶどう農家。
ひと房ずつ丁寧に育てられたぶどうは、地元でも評判で、販売シーズンには直売所に長い行列ができるほどの人気です。
収穫されるぶどうの種類は時期によって異なるので、最新情報はInstagramでチェックするのがおすすめ◎

久保田ぶどう園Instagram