
暑い日が続く8月上旬。家にいるだけでも暑さを感じる頃、「川に遊びに行こう!」とお誘いがありました。
少し前まで下の娘が風邪をひいていたので、外出は久しぶり。やっと外に出られると思うと、それだけで嬉しくてたまらない(笑)
日本一の清流、川辺川へ
向かった先は、「日本一の水質」を誇る川辺川。 噂どおりの透明度で、川の中をのぞけば魚がすいすい泳いでいます。水辺にはトンボが飛び交い、足元にはオタマジャクシがいっぱい。

水が綺麗で、お魚がよく見える!
そのオタマジャクシを見つけた息子は大興奮!
一生懸命捕まえようとしますが、なかなか手ごわい相手です。ここのオタマジャクシは、とにかく動きが早い!息子はオタマジャクシを追いかけるのに夢中で、気づけば「バシャンッ!」と豪快に水の中へ。水着に着替える前からびしょびしょです(笑)。
私も足先だけつけてみましたが、思わず声が出るほど冷たい!
真夏の暑さが一気に吹き飛んでいくような心地よさに、体の奥までスーッと涼しくなりました。
石ころをにぎにぎ

小さな娘は石ころあそび
大はしゃぎで泳いでいる息子をよそに、娘は小さな手で石ころを“にぎにぎ”。
手が白くなるほど力いっぱい握って、石の丸みやごつごつした感触をじっと確かめていました。
「お口には入れないでね…!」と心の中でひやひやしつつも、きっと普段のおもちゃでは得られない自然ならではの刺激を楽しんでいるんだろうな。
夏といえばやっぱり、、

たくさん遊んだあとは、いったん休憩。
冷えたスイカをいただきます。
川に入りながらスイカを食べて、とっても満足そうな顔をしていました(笑)


幸せそうな息子の顔をみると私も笑顔に

なにもないけど、なんでもある
都会ほど華やかじゃないけれど
生き物がいて、虫の声が聞こえ、
風がそよぎ、川のせせらぎが心地いい。
何もないけれど、ここには確かな癒しがある。
誘ってくれた人は、気づけば日向でうとうと眠っていた。
それでいい。それがいい。
特別なことは何もなくても、
同じ時間を、同じ自然を感じられることが
こんなに幸せなんだと知った日。
この自然がいつまでも続くかはわからないけれど子どもたちが大きくなったとき、また大切な人と、同じ風と水と光の中でこうして穏やかな時間を過ごしてほしいと思う。
【スポット紹介】

川辺川(かわべがわ)
熊本県相良村を流れる一級河川。
日本一水質が良い川として知られ、透明度の高い水と豊かな生態系が特徴です。