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雨あがり、初夏の散歩

雨あがり、初夏の散歩

梅雨の終わり、湿った風に夏の気配が混じり、暑さが増してきました
少し前になりますが、初夏の出来事をお話ししたいと思います

GWが過ぎた5月中旬
雨の日が増えて少し憂うつだけど、植物たちはきっと喜んでいるのかもしれない

季節の変化を感じる

小雨の合間を見て、息子と散歩に出かけてみました
足元の道はまだ少し湿っていて
草の匂いがやさしく立ちのぼってくる

ふと気づけば田んぼには水が入り
もう田植えも終わっている所もある

その水面にはトンボが舞い
命をつなぐ瞬間をみることができました

大麦は色を変え白く光って、風にゆれている
たばこ畑の葉も元気そうで、初夏の景色が静かに広がっていました

雨上がりの花の間を、ふわりふわりと飛んでいる
モンシロチョウを見た5歳の息子が

「ママ見て、白く輝いてる。いのちだね」
ってまっすぐな声で言ってきた

”なんて素敵な言葉なんだろう”
「ほんとだね」って笑いかけたら
息子はちょっと照れた顔
その表情に、つられて照れ笑い

ふと足元を見ると

足元に目をやると
深い緑の葉に、白いドクダミの花が咲いていました
静かだけど、力強くて、きれいだな
”今年も、そろそろドクダミのチンキをつくろうかな”
そんなことを思いながら
ゆっくりと歩いた、雨あがりの午後でした

家に帰って、さっそく庭に咲いていたドクダミの花を収穫

今回は、ズボラな私でも気軽に作れた「ドクダミチンキ」をご紹介します

ドクダミチンキの作り方

【用意するもの】
・清潔な保存瓶(煮沸消毒したもの)
・35度以上のアルコール(ホワイトリカーやウォッカなど)
・ドクダミ(花・葉・茎など)

【作り方】
1 ドクダミを摘みます。
2 ドクダミを摘むときは、人や犬があまり通らなそうな場所を選ぶ(汚れが気になるので)
3 ドクダミを綺麗に洗い、土などを落とし、さっと水分を拭き取るか、乾かします。
4 保存瓶にドクダミを入れ、そこにアルコールをひたひたになるまで注ぎます。
蓋をして、全体が浸かるように軽く振り混ぜます。数日の間は、1日に1度ほど軽く振り混ぜ、ドクダミがアルコールに浸かるようにします。
5 1~3か月間冷暗所にて保管。中身を取り出して完成。

ドクダミチンキの使い方

そのまま原液で蚊に刺された箇所にスプレーしたり、
虫よけスプレー代わり に使用します。

小さなお子さんやお肌が弱い方は、薄めてください。

入浴剤で使用すると血行促進効果や、リラックス効果
好みの量をお風呂にいれ、利用ください。

化粧水 としてもお使いになります。(必要な方は、+グリセリン)
アルコールに弱い方は、精製水を多めに使用しましょう
(一度、二の腕などでテストしてから使用するのがおすすめです)

植物をすこし身近に

だんだんと日差しが強くなり
蚊が気になる季節になってきました

真夏まではもう少しですが、季節のかわり目は
心やからだがちょっとゆらぎやすい時期でもあります

身近な植物とともに季節のうつろいを感じながら
ゆったりとした時間を過ごしてみるのもいいかもしれません