2025.7.8
【7/12(土) 開催!】環境再生土木ワークショップ

おうちのお庭や畑、そして森の中。
「水が流れない」「植物が育たない」「空気が重い」
そんな感覚を覚えたことはありませんか?
実はその原因、目に見えない「土の中」にあります。
環境再生土木とは?
環境再生土木とは、従来の土木技術に、自然環境の循環や生態系への配慮を融合させた新しい環境へのアプローチ です。
たとえば、水の流れを整えたり、空気や微生物の通り道を作ったりして、土中の環境を改善することで、植物や生き物が元気になる ―― そんな“見えないけれど大切な土の中の世界” に着目した手法です。
私たちの暮らしや農業、森や庭づくり、街の中にも応用できるこの技術は、未来のための持続可能な環境づくり にもつながっています。
自然を壊さず、ただ“整える”
土は本来、水や空気がめぐり、微生物が生きる「いのちの場」。
でも今、多くの土地でその流れが滞り、植物が根を張れなくなっています。
「整える」とは、自然を“作り変える”ことではなく 、水や空気が通う道をそっとひらいて、
元の力を引き出すこと 。
重機も資材も使わず、風や水の声に耳を澄ませる。
そんな、小さな手入れが土地をよみがえらせます。

講師紹介
今回は、「大地の再生」の矢野智徳氏、「土中環境」の高田宏臣氏のもとで学びを深めた講師をお迎えし、その知見を活かした実践ワークショップを開催します。
上村洋平先生
2007年に宮崎県に移住後、
炭焼き、山仕事、ログハウス作り、カヌーガイド、無農薬での米作り、
子どもの自然体験活動や遊び場作りを経験。
2019年より「空気と水の循環」という視点からの環境再生について深く学び始め、
現在は工事やワークショップを通じて、いきものをはぐくむ「風と水の通り道」を
つなぐ活動をしている。

洋平さん
お子さまのご参加も大歓迎です!熱中症対策も忘れずに!

イベント概要
当日は大地の状態を見ながら、下記のような作業を実施します!
⭐︎スコップで土を掘り、水の流れ道を作る
⭐︎降った雨がどのように敷地外へ流れていくか導線を確認する
⭐︎詰まっている水路を整備し、水の流れを良くする
⭐︎葉っぱや枝なのどよ有機物を地中に埋め込み、水が地中に浸透しやすくする
⭐︎風が通りやすいような草刈りをする
作業後は風の流れが心地よく、空気の変化を感じていただけると思います。
1日だけのご参加も大歓迎です!
<募集要項>
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日時(第1回)
7月12日(土)10:00~15:00
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日時(第2回)
9月20日(土)10:00~15:00
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日時(第3回)
12月6日(土)10:00~15:00
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日時(第4回)
12月7日(日)10:00~15:00
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参加費
1,000円/人 ※昼食代として
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持ち物
軍手/飲み物/スコップ/汚れてもいい服装
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開催場所
旧 乙益邸(熊本県球磨郡あさぎり町)※詳細はお申し込み後にご案内します
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問合せ
あさぎり町地域おこし協力隊 櫻井まで Mail:asagirisyousya09@gmail.com
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お申込み方法
下記URLよりご登録をお願いします。
参加お申込みはコチラからご登録をお願いします。
その他ご不明な点は、あさぎり町地域おこし協力隊の櫻井までお問合せください
メールアドレス:asagirisyousya09@gmail.com
土の中にある“いのちの循環”にふれてみませんか?
土の中では今も、目に見えない命のやりとりが続いています。
水がしみこみ、空気が通い、微生物や植物の根が呼吸する世界。
その流れが滞れば、地表の暮らしにも静かに影響が現れます。
固まった土、育たない草木、水がしみこまない地面——。
このワークショップでは、そんな声なき声にふれ、土地の再生に向けた小さな一歩を学びます。
家族で、友人と、あるいはお一人でも。どんな方でも大歓迎です!
皆様のご参加、お待ちしています!
