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挑戦する移住者 vol.7 〜福岡からのUターン!カメラのレンズを通して見つめる地元への思い~

挑戦する移住者 vol.7 〜福岡からのUターン!カメラのレンズを通して見つめる地元への思い~

こんにちは!Yufukaです!
挑戦する移住者シリーズ、今回は杉下紘生さんにインタビューを行ってきました!
18歳から福岡で写真の専門学校に通い、その後地元であるあさぎり町に戻られた杉下さん。カメラのレンズを通して見つめる、地元へのまっすぐな思いに迫ります!

自己紹介

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Yufuka

はじめに、お名前と出身地を教えてください。

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杉下

杉下紘生です。出身はあさぎり町です。18歳まで岡原地区に住んでいました。その後は2年間福岡の写真の専門学校に通い、去年の7月(取材時)に地域おこし協力隊としてあさぎり町に戻ってきました。

写真の仕事について

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Yufuka

福岡の学校に通われていたんですね!あさぎり町に戻ってこようと思ったきっかけをお聞きしたいです。

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杉下

仕事の依頼などは、やはり福岡のほうが依頼をもらいやすい面はありますが、写真こそいろんな場所で活動ができると思いますし、仕事ももらえるのかなとは思います。
元々、地元で写真の活動をしたいなと考えていたこともあり、いつか帰ってこようと思っていました。地域おこし協力隊に着任して、それが結構早くなったという感じですね。

あさぎり町での活動の様子

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Yufuka

地域おこし協力隊に着任後、実際のこちらでの仕事の様子も気になりますね。仕事内容のバランスや、写真の活動はどれくらいできていますか?

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杉下

地域おこし協力隊というものが、割と自分のやりたいことができるようなものではあると思うので、写真の活動も両立してバランスよくできているかなと思いますね。
こちらではまだ依頼は少ないんですが、例えば今はあさぎり商社のふるさと納税の商品の撮影や農家さんの撮影に行ったり、関係各所からお話をいただいてイベントの撮影に行ったり、協力隊内でSNS投稿用の写真や動画の撮影を行ったりしています。

5月にはテレワーク施設のALOTにて写真展を開催させていただきました。
そういう意味では幅広く活動をすることができていると思います。
個人的にはもっと写真の活動をやっていきたいなと思っていて、そういうお話があれば積極的に受けていきたいなと思っています。

写真展の様子

普段の生活で感じるあさぎり町

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Yufuka

ちなみに一度町から出て戻ってきたからこそ、地元に感じることはありますか?

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杉下

やっぱり、向こうに比べて深い関係の知り合いが多いというのは間違いなく1つありますね。

そこに関して言えば、精神的な面では支えられている部分は大きいかなと思いますね。あとは知っている、見慣れている土地があるということですね。人と周りの環境の面で、暮らしやすいなと思います。

エンタメ面では少し物足りなさは感じますけど、今は車社会ではあるので、少し車を走らせれば熊本市内にも福岡にも行くことができるので、ちょくちょく行き来しています。

今後のあさぎり町への思い

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Yufuka

杉下さんにとって沢山の支えになっているあさぎり町。
協力隊に着任して、写真以外の面でも地域の課題を考える機会も増えたと思いますが、今後もっとこうなってほしいという思いなどはありますか?

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杉下

【現在感じていること】
そうですね。僕もそうだったんですが、地元の人にもっと地元に興味を持ってほしいということを感じますね。
例えば、あさぎり町で有名なものを聞かれたときにすぐに答えられなかったり、どこが観光名所か、その場所の歴史についてもよく分かっていなかったり、先日も、今の町長は誰なのかと地元の友達に聞かれて認識の差を感じました。
イベント面でも、こういうイベントが今度あるよ、と友達や家族に伝えても全然知らなかったということが多いんです。

【今後について】
イベント等もやっていたら参加したいという気持ちはきっとみんなあるとは思うんですが「知る」というところまでがかなり遠くて…。それを田舎だから、という言葉で済ませていいのかなという思いはありますね。
主な周知方法が、防災無線と広報誌とチラシなので…もう少しSNSも普及すればいいなと思いますね。
そして、今後は住民の方が参加できるようなイベントを沢山開催できたら1番いいかなと思いますね。そういうイベントで人との繋がりがうまれると思いますし、そこで町内外関係なく、学べること、知れることは沢山うまれると思うので、どんなイベントに関してもやはり増やしていきたいとは思っています。

杉下さんが撮影した、町内の人気スポット「麓城跡」の写真

今後の目標

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Yufuka

写真の活動をはじめ、様々な面で活躍中の杉下さん。
地域おこし協力隊任期中の目標や、3年後こうなっていたいと思う姿はありますか?

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杉下

卒隊後もずっと写真の活動を継続していきたいと思っています。
協力隊2年目に入るので、町内での写真の活動も今後増やしていこうかなと思っています。
イベントが増えると、そのぶん写真の重要性も高まってくると思うので、そこに一緒に絡めていけたらおのずと写真の活動も増えてきますし、皆さんにも僕が写真をやっているということを知ってもらえると思います。
今後に向けて、写真展を任期中にあと数回は開催したいなと考えています。
それ以外の写真のイベント等もやれたらと思いますね。

最後に

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Yufuka

私も先日の写真展を観に行かせていただいたのですが、素敵な写真ばかりでじっくりと見入ってしまいました。また杉下さんの作品を観られる機会、とても楽しみです。
では最後に、あさぎり町に興味を持ってくださっていたり、杉下さんと同じように地元に戻って活動したいと思っている方に対して、メッセージをお願いします。

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杉下

【あさぎり町に興味を持って来てくださる方へ】
人がとても温かいので、安心して移住とかそこまで深いことは考えずに1度遊びに来ていただけたらと思います。

【また地元で活動したいと思っている方へ】
家族以外にも周りで支えてくれる方が多いな、ということは勤務している健幸運動教室でも感じていますし、全然知らない方でもこっちの出身というだけで孫みたいに接してくださる方がかなり多くて。
支えてくれる方が地元には沢山いるといること、いつでも帰ってこられる環境はあるよ、ということがかなり今後の人生の支えになると思うので、それを忘れないでいてほしいです。