2025.4.24
【イベントレポート】 高校生だけで企画・運営!ワクワクが詰まった春の大文化祭

3月2日、あさぎり町で「人吉球磨大文化祭」が開催されました。
このイベントは、人吉球磨の5校の高校生が企画、運営を行なった、今回が初開催のイベント!
大人から子供までみんなで楽しめるような企画やステージが盛りだくさんで、大盛況のイベントとなりました!
今回の開催に関する詳細は、こちらの記事にまとめています。ぜひご覧ください!
当日の様子
当日は雨予報、、、実際に開催できるかどうか不安な中でしたが、なんとか天気も持ち大盛況!
「人吉球磨には学生が楽しめるイベントが少ない」
「人吉球磨で最後の思い出づくりがしたい!」
そんな高校生たちが企画し、運営した大文化祭は400名以上の参加が。




主催の高校生の声
今回のイベントは、高校生たちが自ら考え、準備から開催まで動き続けて実現したイベントです。
どんな思いで、どんな過程があったのか。
主催した高校生たちの生の声をお届けします!
学生同士のつながりをもっと!

高校生
人吉球磨では多くのイベントが開催されていますが、中高生などの学生が主体となって楽しめる場が少ないと感じていました。また、人吉球磨には4つの高校と専門学校がありますが、学校同士が交流できる機会も限られています。

Shunto
高校同士近くにあるのに、なかなか繋がりを持つ機会ってないんだ!

高校生
そうなんです!なので各高校で行われている文化祭を一つにまとめ、5校合同で開催することで、高校間のつながりを深め、学生が主体となって楽しめるイベントをつくりたいと考えました。

高校生
これが「人吉球磨大文化祭」を企画したきっかけです!

5高校から集まった主催の高校生たち
企画〜運営までのこと
今回のイベントは、高校生が企画から運営まで行ったものです!
どんな企画段階を経て、当日を迎えていたのでしょう、、、!

高校生
企画を立ち上げた後、まず各高校から運営の中心となるメンバーを集めました!

高校生
週に1回のペースであさぎり町のぽっぽー館に集まったり、リモートで会議を開いたりしながら、話し合いを重ねました!

Shunto
本当に準備大変だったね…学校終わりや部活終わりにもみんなで集まって会議してたよね!


Shunto
出展者の募集方法とかについても教えてください!

出演者や出店者の募集については、どのようにすれば応募が集まるかをメンバー全員で意見を出し合い、その中で「Instagramを有効活用する」というアイデアが採用され、SNSを通じた募集を行いました!
即断即決即実行!会議で決まった次の瞬間にはインスタグラムのアカウントが開設されていました。笑
恐るべし生粋のデジタルネイティブ世代、、、笑


高校生
開催が近づくにつれ準備の時間が限られてきたため、会議の頻度を週3回に増やし、当日の計画や必要なものの洗い出し、準備を進めました!

Shunto
大詰め!って感じだったよね!あれもこれもってたくさん準備するものがもっと出てきて…笑


高校生
当日は、これまでの準備の成果もあり、大きなトラブルはなく進行しました。足りないものが出た際や、必要な対応が求められる場面では、運営メンバーが臨機応変に対応しながらイベントを進めました。また、各高校から集まったボランティアメンバーの協力も心強く、大きな支えとなりました。

初めてのイベント企画
初めてのイベント開催でわからなかったこともたくさんあると思います!
その辺りについても実際に運営してくれていた高校生に聞いてみましょう!

高校生
大文化祭を実行するにあたり、特に苦労したのは出演者や出店者の募集です。最初は思うように応募が集まらず、「どうすれば参加してもらえるのか」を試行錯誤しました。泣

なかなか応募が増えない状況が続きましたが、最終的には運営メンバー自らお店や友人に声をかけ、出演者や出店者を集め切りました!

高校生と事業者様の協業!
当日がやっぱり一番!

高校生
やはり、一番楽しかったのは大文化祭当日です。約3ヶ月間準備してきたものが形となり、多くの中高生が来場してくれました。その光景を目にしたとき、「私たちが目指してきた、中高生が楽しめるイベントを実現できた」という実感がひしひしと湧いてきました。

大盛況のスマブラ最強決定戦
用意されたブースはどれも大盛況!
最後には大抽選会もあり、豪華商品を獲得した学生も。
最後に
企画から運営まで、とても大変な3ヶ月間だったと思います。
イベントを通して感じたことを最後に聞いてみましょう!

高校生
この大文化祭を通じて、イベント運営の流れを学ぶだけでなく、多くの人とのつながりが生まれ、「人吉球磨の温かさ」を改めて実感しました。

高校生
運営メンバーの中には、春から大学進学で人吉球磨を離れる仲間もいましたが、このイベントを通して地元の温もりに触れ、新たな挑戦へ踏み出す力や前へ進む活力を得ることができました。
やはり人吉球磨といえば「人の温かさ」ですよね。
他の地域にはない、知らない人に対しても向けられる無償の優しさを感じるイベントでした。

高校生
協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。そして何より、大文化祭に訪れてくださった皆さんにとって、この日が楽しい思い出となっていたら、運営メンバー一同、心から幸せに思います!

高校最後の思い出に、地域を大きく巻き込んで企画してくれた高校生!
卒業を機に、この地を離れていく子も多くいると思います。
今回のイベント運営を糧に、今後も大きく羽ばたいていってください!