2025.2.18
イベントレポート【スケボー✖️まちづくり】のべ1000人以上が参加のスポーツイベントを開催!

1月26日(日)に参加した「スケートボードフェスティバル」の開催レポートです。
「スケボーが安心してできる場所が欲しいんです」という地域の子どもの声から地域の課題が見つかり、それを楽しく、みんなで、解決していくためのイベントを開催しました!
スケボーと町の課題
現在、人吉球磨地域では公にスケボーができる場所がありません。
ただスケボー自体はオリンピック種目になったこともあり、競技人口はどんどん増えています。
結果的に子どもたちは日毎に場所を変えながら人気の少ない駐車場などを選んで練習をしなくてはいけないのが現状です。
「うるさい」「危ない」などスケボー自体に良いイメージを持つ人が少ないこともあり、地域の方との摩擦の原因にもなっています。
そこで、子ども達が安心してスケボーをする場所を確保することを長期的な目的とし、「スケボーのポジティブな認知度向上」「スケボーの集客力を数値化」という2つを目的に今回のイベントを開催しました!
イベント概要
熊本県スケートボード協会さん、K.U.M.Atheleticsさん(地元の陸上チーム)、薬師温泉ヘルシーランドさん(会場に隣接)、YEBISUさん(地元のスケボーグループ)と共同でイベントを作りました!
スケボーに関心がない人も楽しめる工夫
・無料レンタル品貸し出し
・無料体験会の開催
・ヘルシーランドさん入浴料100円
・ヘルシーランドさんのぜんざい無料提供
・DJによる音楽
・キッチンカー10店舗出店
・ダンスチームのパフォーマンス

上級スケーターが楽しめる工夫
・ボックスなどのトリック設備を設置
・パフォーマンスの時間を用意
・初心者との時間分け

当日の様子
当日はスケボーイベントだけで170人、温泉やキッチンカーも合わせるとのべ1000人以上の方が参加してくれました!
あさぎり町や人吉球磨だけではなく、熊本市など遠くからもあさぎり町に足を運んでいただきました。
何よりも驚いたのは普段はスケボーをしない子ども達が参加してくれていたことです。指導を受けながら自分で練習してあっという間に上達する子ども達の吸収力が凄まじい!


また、そんな初体験の参加者さんをみて、スケーターの子ども達は自ら手をとって教えていました。「スケボー仲間を増やしたい!」という純粋な気持ちが会場全体の温かい雰囲気を作り上げていました。

上手なスケーター達も伸び伸びと滑走!
広域のスケーター達が集まったため、普段は会わない仲間と一緒に滑りながら新たな関係性を作っていました。スケートボードというスポーツが人を繋ぐ、素敵な一面が見られました。



今後について
今回のイベントは「子ども達が安心してスケボーができる場所を作る」ための手段です。
大きな目的達成のため、定期的なイベント開催や行政・事業者さんへのアプローチなどを続けていきたいと思います!
いつか人吉球磨から世界に羽ばたくプロスケーターが出るかも!?
なんて夢を見つつ、地域とスケボーを盛り上げていきましょう!!
